ステーンハンマル友の会 創立20周年
スウェーデンからの風・夏の音楽会
2024年7月27日(土)・8月3日(土)
主催:一般社団法人 ステーンハンンマル友の会
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【東京ライブ・ステージ応援助成】
The Swedish Arts Grants Committee
後援:スウェーデン大使館、ミュージックサロン・サングレース
■Schedule
【第2日】2024年8月3日(土) 14:00開演 13:30開場 カワイ表参道 コンサートサロン パウゼ
第1部 ステーンハンマルと同年代の日本作曲家たち
第2部 演奏家としてのステーンハンマル
協賛:カワイ音楽振興会
■Ticket
1日券 3500円(賛助会員 3000円)
第1日・第2日セット券 5500円(賛助会員 4000円)
■Composers
アンドレアス・ハレーン Andreas Hallén (1846-1925)
ルードヴィグ・ノールマン Ludvig Norman (1831–1885)
リカルド・アンデション Richard Andersson (1851–1918)
エミール・シェーグレン Emil Sjögren (1853–1918)
ジャン・シベリウス Jean Sibelius (1865–1957)
トール・アウリーン Tor Aulin (1866-1914)
幸田延 Nobu Koda (1870–1946)
ヴィルヘルム・ステーンハンマル Wilhelm Stenhammar (1971–1927)
ヒューゴ・アルヴェーン Hugo Alfvén (1872–1960)
マニョリータ・デ・アンドゥアーガ Manolita de Anduaga (1875-1968)
岡野貞一 Teiichi Okano (1878–1941)
滝廉太郎 Rentaro Taki (1879–1903)
山田耕筰 Kosaku Yamada (1886–1965)
信時潔 Kiyoshi Nobutoki (1887–1965)
■Musicians
アンサンブル・フォス Ensemble Phos piano quartet (8/3)
本橋はる子 Haruko Motohashi violin
中村紀代子 Kiyoko Nakamura viola
懸田貴嗣 Takashi Kaketa cello
西山雅千 Masachi Nishiyama piano
上川祐理子 Yuriko Uekawa piano (7/27, 8/3)
菊川真 Makoto Kikukawa cello (7/27)
向野由美子 Yumiko Kohno mezzo-soprano (7/27, 8/3)
鈴木千保 Chiho Suzuki violin (7/27)
タマダタカシ Takashi Tamada nyckelharpa (7/27)
水野美香子 Mikako Mizuno nyckelharpa (7/27)
和田記代 Kiyo Wada piano (7/27, 8/3)
※五十音順
■Program
第1日 7月27日(土) 14:00 加賀町ホール
第1部は、解説を交えながら、スウェーデンの民族楽器 ニッケルハルパによるスウェーデンの民族音楽をお楽しみいただけます。
第2部は、スウェーデンを代表する作曲家の一人 ヴィルヘルム・ステーンハンマル(1871 – 1927)と、彼が教えを受けた作曲家や交流のあった音楽家の作品によるコンサート。19世紀から20世紀の変わり目に作曲されたスウェーデンの音楽をお楽しみいただけます。これからどんどん広まっていくことを期待する名曲の数々、お気に入りの作品が絶対に見つかるはずです!また、フィンランドの作曲家シベリウスとステーンハンマル、二人が同じ詩に作曲した歌曲も並べてお聴きいただけます。
第1部 (約30分)
ニッケルハルパによるスウェーデンの民族音楽
タマダタカシnyckelharpa・ 水野美香子 nyckelharpa
第2部 (約60分)
ステーンハンマルの師と同志
R.アンデション:チェロとピアノの為の幻想曲 作品13
Richard Andersson: Fantasie-Stück für Cello und Piano, Op.13
W.ステーンハンマル:日が沈む時
Wilhelm Stenhammar: När sol går ner
菊川真 vc・上川祐理子 pf
M.デ・アンドゥアーガ:子守唄 作品3
Manolita de Anduaga: Berceuse, Op. 3
A.ハレーン:緑の野の中の娘 (三つの民謡風の歌 より)
Andreas Hallén: Jungfrun i det gröna ur Tre visor i folkton
A.ハレーン:5月の歌 作品13-2
Andreas Hallén: Majsång
向野由美子 ms ・和田記代 pf
E.シェーグレン:ヴァイオリンとピアノの為の二つの抒情小品より 第2曲
Emil Sjögren: Zwei lyrische Stücke für Violine und Piano, II. Andante sostenuto
T.アウリーン:ゴットランドのダンス 作品23 より 第1曲、第5曲
Tor Aulin: Gotländska danser, Op. 23, I. Maestoso (quasi tempo di polacca), V. Moderato con grandezza
鈴木千保 vn ・和田記代 pf
H.アルヴェーン:ノットゥルノ・エレジアーコ 作品5
Hugo Alfvén: Notturno elegiaco Op. 5
菊川真 vc・上川祐理子 pf
W.ステーンハンマル:逢引から帰った娘 作品4-1
Wilhelm Stenhammar: Flickan kom ifrån sin älsklings möte, Op. 4-1
J.シベリウス:逢引から帰った娘 作品37-5
Jean Sibelius: Flickan kom ifrån sin älsklings möte, Op.37-5
向野由美子 ms ・和田記代 pf
W.ステーンハンマル:二つのセンチメンタルロマンス作品28 から第2曲
Wilhelm Stenhammar: Två sentimentala romanser Op. 28 II. Allegro patetico
鈴木千保 vn ・和田記代 pf
※曲目・曲順は変更されることがあります。
第2日 8月3日(土) 14:00 カワイ表参道
第1部は、ステーンハンマル(1871–1927)と同年代にあたる日本の作曲家に光をあてます。
第2部は、演奏家としてのステーンハンマルがテーマ。作曲家としてだけでなく、ピアニスト、指揮者としても活躍したステーンハンマルが実際に演奏会で演奏した作品を取り上げます。第1部で取り上げたような音楽が日本で生まれた頃、スウェーデンではどのような音楽が演奏されていたのでしょうか。
第1部 (約30分)
ステーンハンマルと同年代の日本作曲家たち
岡野貞一: 春が来た、朧月夜、もみじ、ふるさと
Teiichi Okano: Spring has come, The Night with a Hazy Moon, Autumn Leaves, Hometown
信時潔: 北秋の (「沙羅」より)
Kiyoshi Nobutoki: Kitaaki no (from "Sara")
瀧廉太郎: 荒城の月
Kiyoshi Nobutoki: Moon over the Ruined Castle
W.ステーンハンマル: 月の光 作品37-3
Wilehlm Stenhammar: Månljuset, Op. 27-3
山田耕筰: 待ちぼうけ
Kosaku Yamada: Machiboke
W.ステーンハンマル: 鐘
Wilhelm Stenhammar: Klockan
山田耕筰: 鐘が鳴ります
Kosaku Yamada: Bell rings
向野由美子 ms ・和田記代 pf
幸田延:ヴァイオリン・ソナタ ニ短調
Nobu Kohda: Sonata in D minor for Violin and Piano
本橋はる子 vn・西山雅千 pf
第2部 (約60分)
演奏家としてのステーンハンマル
W. ステーンハンマル:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 作品1より第一楽章 (2台ピアノ版)
Wilhelm Stenhammar: Piano Concerto No. 1 in B♭minor, Op. 1, 1st mov. (Version 2 pianos)
和田記代 solo piano・西山雅千 2nd piano
H. アルヴェーン:交響曲 第2番 ニ長調 作品11 第四楽章 より フーガ (ピアノ連弾版)
Hugo Alfvén: Symphony No.2 in D major, Op. 11 Fuga from 4th mov. (Version 4 hands piano)
上川祐理子 1st piano・ 和田記代 2nd piano
L. ノールマン:ピアノ四重奏曲 ホ短調 作品10
Ludvig Norman: Piano Quartet in E minor, Op. 10
アンサンブル・フォス
(本橋はる子 vn・中村紀代子 va・懸田貴嗣 vc・西山雅千 pf)
※曲目・曲順は変更されることがあります。